裏方から見た教習生の人間模様

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裏方から見た教習生の人間模様

教習生ではありませんが、某地方に有る合宿舎監の目線から見た姿を参考にしていただければ、幸いです。良点。

 

集中教習により同じ目的を持った人達が集まっているので、免許習得には最適です。特に雇い主料金負担、二種、大型、身障対象者、自ら犯した交通事故で罪を償い再度生活の為、免許を取り、立ち直ろうとする人、また外国籍の方々で免許を取り故国の親元にお金を送って楽にさせてやりたいという人達。

 

感心するほどの勤勉ぶりで教習所の有意義さが実感されます。反面公序良俗なんか関係無いという態度で学習する人達もおり、多種多材な人の姿を見せつけられます。八時閉扉、一八時解扉、二二時門限、二三時消灯。飲酒禁止、指定場所以外禁煙等々、通常の社会人生活から一時期遮断され目的に向かって頑張る姿はここを巣立つた後、きっと良い思いでになり後輩にも良い話の種となるでしょう。

 

自動車免許に限らず資格は有効に活用できれば終生役立ち、生活の糧となりますので教習期間だけでも集中勉強し、同室、同じ机を交えた人、教官、学校のスタッフとの出会いを大事に、将来に向かって進歩して貰いたいと老父心ながら願っています。どこの社会でも上下左右、善と悪、好き嫌いが蔓延しています。合宿生活はそれを乗り越えるひとつの試練だったと思い、これから生きる術のひとつにして欲しいものです。